心もカラダもヘルシーになろう!5つのシンプル習慣

健康的なライフスタイルを送るために、以下の5つの習慣を実践してみましょう!

  1. 海藻を摂る

日本人の食生活に欠かせない植物の中でも、特に健康に良いとされているのが「海藻」です。海藻の種類によって栄養素の量は異なりますが、ほとんどの海藻には、ヨウ素、銅、鉄分などのミネラル、抗酸化物質、タンパク質、食物繊維、魚にも含まれるオメガ3脂肪酸などが多く含まれています。

海外でも馴染みのある海苔は、寿司を包むのに使われる乾燥海苔の一種で、パッケージされたスナックとして販売されていますよね。海藻スナックは、クラッカーやチップスの代わりにしたり、ポップコーンやロースト野菜に砕いてかけたりすると、味もおいしくなる上に、栄養分もアップします。また、味噌汁や海藻サラダにワカメを入れるのもおすすめです。

  1. たくさんの魚介類を買う

和食では、魚介類が重視されていますが、これは日本人の健康的な食生活の要因のひとつでしょう。日本は世界で最も心臓病の発生率が低い国のひとつであり、日本の中年男性はアメリカの白人男性に比べて動脈にたまるコレステロールの量がかなり少なく、これは魚介類を多用した食生活と関連していると言われています。

日本人は1日に約85グラム、年間で約30キロの魚介類を摂取しているのに対し、アメリカ人は年間平均で約7キロの魚介類しか摂取していないとか。魚介類は、高タンパクで飽和脂肪が少なく、種類によって含まれるオメガ3脂肪酸の量は異なりますが、すべての魚介類にこの必須ビタミンが含まれています。

  1. 緑茶を飲む

緑茶は、最も健康的な飲み物の一つとされており、日常的に飲まれています。緑茶には、ポリフェノール系の抗酸化物質が多く含まれており、炎症を抑え、慢性疾患の原因となるダメージから細胞を守り、免疫細胞や気分を高める神経化学物質の大部分を作り出す腸内の善玉菌に栄養を与えます。

  1. 腹八分目におさえる

「腹八分目」という言葉がありますが、これはご存知のとおり、「お腹が80%いっぱいになるまで食べる」という意味ですよね。満足するまで食べても、まだお腹に余裕があるような状態に留めておくという考え方です。つまり、食べ過ぎない程度に、体の要求を満たすだけの量を摂取することができるマインドフル・イーティングの一種ですね。

  1. 社会とのつながりを大切にする

社会とのつながりを保つことは、メンタルヘルスにおいても重要です。これにより人は長生きし、心身ともに健康でいられるのです。一概に、社会とのつながりといっても、さまざまな方法があります。たとえば、多世代の家族で暮らし、田舎では定年を過ぎても働くことが珍しくありません。

また、沖縄独特のつながりである「模合」とは、生涯の伴侶となるだけでなく、必要なときには金銭的な援助もしてくれる社会的サークルのことで、サークル内の誰もが自分一人ではなく、良いときも悪いときもお互いに頼りになる存在となり、おそらく最も保護的な社会グループ形態の一つといえるでしょう。